中古で購入したiPhoneのSIMロック解除方法を通信事業会社別に解説!

中古で購入したiPhoneのSIMロック解除方法を通信事業会社別に解説!

中古で購入したiPhoneは、SIMロックがかかっている場合があります。今回は、中古で購入したiPhoneのSIMロック解除方法について、au・docomo・SoftBankそれぞれの方法をまとめました。SIMロックの解除方法を確認していきましょう。

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SIMロックとは?

SIMロックとは?

SIMカードとは加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module)の略で、電話番号や契約者情報などが記録されているICカードです。SIMには端末に挿入するSIMカードと、端末にSIMカードと同様の機能を持つ専用のICチップが内蔵されているeSIMの2種類があります。

SIMロックとは、特定の通信事業会社の通信サービスのみが使えるように、SIMに制限がかけられた状態です。SIMロックがかかった端末に別の通信事業会社のSIMカードを挿入しても、端末が受け付けてくれません。

しかし、2021年8月に法改正がなされ、端末の販売時にSIMロックをかけることが原則禁止になり、利用者は自由に通信事業会社を選べるようになりました。法改正以前にSIMロックがかけられた状態で販売されたスマホも、ロックを解除すれば、通信事業会社を自由に選択できるようになります。

【au】中古iPhoneのSIMロック解除方法

auで販売された中古iPhoneのSIMロック解除方法を説明します。auでの解除方法は以下の2つです。

・ My au(Web)
・ au取扱店

Webで解除をおこなう場合は手数料無料ですが、au取扱店で解除する場合は手数料として3,300円(税込)がかかります。

Webでの解除にはIMEIが必要です。IMEIとは端末の製造番号で、15桁の数字からなります。iPhoneの場合は以下のいずれかの方法で確認できます。

・ 「設定」→「一般」→「情報」の順にタップする
・ 電話アプリで「*#06#」とダイヤルする

Webでの解除方法は次のとおりです。

  1. au IDでSIMロック解除の受け付けURL(My au)へアクセスする
    au IDはauと契約をしていない方でもアカウントを作成できます。
  2. 「その他の端末」を選ぶ
  3. IMEIを2回入力して「次へ」をクリック
  4. 解除理由を選び、連絡先メールアドレスを入力して、「この内容で申し込む」をクリック

手続き後は、iPhoneの設定が必要です。新しい通信事業会社のSIMカードがある場合は、新しいSIMカードを挿入すれば使えるようになります。SIMカードがない場合は、以下の作業が必要です。

  1. iPhoneをバックアップする
  2. バックアップ作成後にiPhoneを消去(工場出荷時の状態に初期化)する
  3. 消去後に、手順1で作成したバックアップからiPhoneを復元する

また、新しい通信事業会社がeSIMの場合はアクティベーションが必要です。アクティベーションについては、以下のWebサイトを参照してください。

https://support.apple.com/ja-jp/HT212780

設定後は、ロックが解除されたかどうかを確かめましょう。「設定」→「一般」→「情報」の順にタップすると、「SIMロック」の横に「SIMロックなし」と表示されているはずです。これらの手続きはauに限らず、docomo、SoftBankでも必要なため、忘れずにおこないましょう。

au取扱店で解除する場合は、次のものを持参します。

・ SIMロック解除するiPhone
・ 本人確認書類
・ 手数料3,300円(税込)

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【docomo】中古iPhoneのSIMロック解除方法

次にdocomoで中古iPhoneのSIMロックを解除する方法を説明します。docomoでロックを解除する方法は次の2つです。

・ My docomo(Web)
・ docomoショップ

auと同様に、docomoの場合もWebでロックを解除する場合は手数料が不要ですが、docomoショップで解除する場合は手数料として3,300円(税込)が必要です。

My docomoから解除する方法は次のとおりです。

  1. My docomoへログインする
    ログインに必要なdアカウントはdocomoとの契約がなくても作成できます。
  2. 「お手続き(お申し込み・解約)」をクリック
  3. 「解約・その他」をクリック
  4. 「SIMロック解除」の「お手続きをする」をクリック
  5. 画面に従って進むと2段階認証画面になるため、指示に従いセキュリティコードを入力してログインする
  6. IMEIの入力、「SIMロック解除を申し込む」にチェックを入れる、「受付確認メールの送信先」となるメールアドレスの選択をおこなって、「次へ」をクリック
  7. 「手続きを完了する」をクリック

手続き完了後は、auの項目で説明したようにiPhoneの設定をおこないましょう。

docomoショップで解除手続きをおこなう場合は次のものが必要です。

・ SIMロック解除手続きをおこなうiPhone
・ 法人契約の場合は本人確認書類
・ 手数料3,300円(税込)

【SoftBank】中古iPhoneのSIMロック解除方法

【SoftBank】中古iPhoneのSIMロック解除方法

最後にSoftBankで中古iPhoneのSIMロックを解除する方法を説明します。中古iPhoneの場合、SoftBankでは次の2つの方法でロックを解除できます。

・ My SoftBank(Web)
・ SoftBankショップ

SoftBankでも、Webでの解除は手数料不要ですが、SoftBankショップで解除する場合は手数料として3,300円(税込)が必要です。

My SoftBankから解除する場合は、初回のみ本人確認書類が必要なため準備しておきましょう。手順は次のとおりです。

  1. My SoftBankへログインする
    ログインに必要なSoftBank IDはSoftBankとの契約がなくても作成できます。
  2. 本人確認照会が「未確認」と表示される場合は、「手続きする」をタップ
  3. 本人確認照会画面になるため画面の指示に従って、本人確認書類、顔、顔動画をそれぞれ撮影する
  4. 「本人確認の受け付けが終了しました」と表示されれば「次へ進む」をタップ
  5. 「お手続きが完了しました」と表示されたら「SIMロック解除受付へ」をタップ
  6. IMEIを入力する
  7. アンケート回答後に「解除手続きをする」をタップ

手続き後は、auの項目で説明したようにiPhoneの設定をおこないましょう。

SoftBankショップで手続きをする場合には以下のものが必要です。

・ SIMロック解除をする中古iPhone
・ 本人確認書類
・ 手数料3,300円(税込)

中古iPhoneのSIMロックを解除する際の注意点

中古iPhoneの状態によっては、SIMロックを解除できないケースもあります。解除する際の注意点を説明します。

SIMロックを解除しても周波数帯によっては使用できない

SIMロックを解除して、別の通信事業会社と通信サービスを契約した場合、一部の周波数帯が使えなくなる可能性があります。スマホで使われている周波数は、通信事業会社によって異なるからです。例えば、800MHz帯のなかでも、docomoはBand19と26を使いますが、auはBand18と26を使っており、使用している周波数が同じではありません。SIMロックを解除するiPhoneがどちらの周波数帯にも対応していれば問題はありませんが、どちらかにしか対応できない場合は、圏外が増えるなどの不具合が生じてしまうでしょう。

こうしたトラブルを防ぐためには、スマホの製品情報から対応周波数を確認して、通信事業会社の周波数帯と一致しているかを確認することが大切です。

各通信事業会社でのSIMロック解除条件を満たす必要がある

SIMロックを解除する際は、各通信事業会社で定められたいくつかの条件を満たす必要があります。各社で共通する条件としては、ネットワーク利用制限中ではないことが挙げられます。ネットワーク利用制限とは、詐欺や窃盗など不正な手段で取得された端末や、代金が支払われていないものについて、端末が利用できないように制限がかけられていることです。

また、SIMロック解除に対応した機種でなければ解除はできません。対応機種は、各通信事業会社によって異なるため、事前に確認しておく必要があります。

次に各社の解除条件について説明します。auでは、端末購入から101日目以降でなければ解除できません。ただし、以下のいずれかの条件を満たしている場合は除きます。

・ 端末を分割払いで購入した場合に残債がない
・ 現在利用しているau回線において、前回のSIMロック解除受付日から100日が経過している
・ 端末の分割払いと利用料金の支払いにクレジットカードを利用している

docomoの場合は、次の条件を満たす必要があります。

・ 分割払いで端末を購入した場合、購入から100日が経過している
・ おまかせロックがかかっていない

おまかせロックとは、端末紛失時などに遠隔操作でスマホを使えないようにする機能のことです。ただし、iPhoneではiCloudの「紛失モード」があるため、おまかせロックは利用できません。

SoftBankの場合の条件は次のとおりです。

・ 分割で端末を購入した場合、購入から101日目以降である
・ 安心遠隔ロックがかかっていない
・ 故障や水濡れがない

安心遠隔ロックは、おまかせロックと同様に紛失時に遠隔操作でロックをかけるものです。ただし、iPhoneは安心遠隔ロックに非対応です。また、故障や水濡れがある場合は、修理後の受付となります。

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UQ mobileでは、最新のiPhone 14をはじめとするiPhoneシリーズの多くに対応しています。中古でiPhoneを入手すればお得にスマホを利用できるでしょう。動作確認端末一覧については、こちらから確認してみてください。

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  • ※4:5Gは一部エリアでの提供です。詳しくは下記をご確認ください。
  • 参考「対応サービスエリア(UQ mobile)」
  • https://www.uqwimax.jp/mobile/area/
  • ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • ・iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
    TM and (C) 2022 Apple Inc. All rights reserved.
  • ・「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
  • ・「docomo」は日本電信電話株式会社の登録商標です。
  • ・SoftBankおよびソフトバンクの名称は日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。

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