SIMフリーのiPhoneの購入方法やメリット、注意点を解説!

SIMフリーのiPhoneの購入方法やメリット、注意点を解説!

美しいデザインや優れた操作性などの特徴から、iPhoneは変わらぬ人気を誇っています。iPhone本体の端末価格が高騰していることもあり、月々の利用料金をできるだけ抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

iPhoneの端末にはキャリア版とSIMフリー版があり、購入方法や利用方法を見直すことでお得に利用することが可能になります。

この記事では、キャリア版iPhoneとSIMフリー版iPhoneの特徴に加え、SIMフリー版iPhoneの購入方法やメリット、注意点などを解説します。

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iPhoneにはキャリア版とSIMフリー版の2種類がある

iPhoneにはキャリア版とSIMフリー版の2種類がある

そもそも、SIMとはスマホを利用するためのICカード(SIMカード)を指します。SIMカードには契約者の識別番号や電話番号等の情報が記録されており、端末に挿入することで通信が可能になります。

iPhoneを購入する際の選択肢として、通信事業会社の制限があるキャリア版、通信事業会社の制限がないSIMフリー版を選択することができます。

ここでは、キャリア版iPhoneとSIMフリー版iPhone、それぞれの特徴を紹介します。

キャリア版iPhoneの特徴

キャリア版iPhoneの特徴として、通信事業会社が独自に展開する割引プログラムやキャンペーン等を利用することで、お得な価格でiPhoneを購入することできます。

キャリア版iPhoneは通信事業会社の安定した通信環境を利用できるため、快適にネットを利用することができます。

なお、これまではキャリア版iPhoneのSIMロックを解除するには、一定の条件を満たす必要がありました。しかし、総務省は「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(2021年8月改正)により、2021年10月1日以降に新たに「発売」された携帯電話端末については、正当な理由がない限りSIMロックを設定せず販売することを義務付けています。

なお、2021年10月1日以前に発売された端末についても、所定の手続きをおこなうことでSIMロックを解除することができます。

SIMフリー版iPhoneの特徴

SIMフリー版iPhoneではSIMロックがかかっていないため、通信事業会社を自由に選ぶことができます。例えばMVNO(無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供する通信事業会社)が提供する格安SIMを利用すれば、月々の利用料金を安く抑えられます。

しかし、端末購入価格については、キャリア版iPhoneとは異なり割引プログラムの適用がないため割高になります。端末購入価格を抑えたい場合は、中古iPhoneの購入なども視野に入れる必要があるでしょう。

キャリア版iPhoneのSIMロック解除方法

キャリア版iPhoneでも、所定の手続きをおこなうことでSIMロックを解除することができます。先にも述べたように、総務省の通達により2021年10月1日以降に「発売」された携帯電話端末は、原則としてSIMロックが設定されていません。

ここでは2021年9月30日以前に発売された端末を含め、SIMロック解除が必要な機種について通信事業会社ごとの条件を解説します。なお、SIMロック解除の対象となる機種の詳細は、各通信事業会社のホームページでご確認ください。

auのSIMロック解除条件

auのおもなSIMロック解除条件は以下になります。

  • ・ 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種であること。
  • ・ ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと。
  • ・ 機種購入から101日目以降であること。ただし、以下の場合は機種購入日から100日以内でもSIMロック解除手続きが可能。
    • ・ 割賦残債がない。
    • ・ SIMロック解除を希望する端末で利用中のau回線において過去にSIMロック解除をしており、その受付日から100日経過している。
    • ・ SIMロック解除を希望している端末の割賦代金および、紐づく回線のau利用料金の支払いをクレジットカードに設定している。

docomoのSIMロック解除条件

docomoのおもなSIMロック解除条件は以下になります。

  • ・ 契約者本人の購入履歴があるdocomoの端末などの場合
    • ① ネットワーク利用制限、おまかせロックなど各種ロックがかかっていないこと。
    • ② 以下のいずれかを満たす場合
    •  ・ 当該機種の購入後100日が経過している。
    •  ・ 当該回線において過去にSIMロック解除をしており受付日から100日経過している。
    •  ・ 当該機種を一括購入した場合。または分割で購入し、代金の精算が済んでいる場合。
    •  ・ 当該回線(解約済み回線を含む)または一括請求の代表回線において、docomo携帯電話料金の支払い方法をクレジットカードに設定している。
  • ・ 中古端末販売店で購入した端末や、知人・友人などから譲り受けた端末の場合
    • ① ネットワーク利用制限、おまかせロックなど各種ロックがかかっていないこと。
    • ② docomoの販売店で、分割払いで購入した日から100日経過していること。

SoftBankのSIMロック解除条件

SoftBankのおもなSIMロック解除条件は以下です(なお、端末本体の入手時期や支払い方法によって手続きが異なります)。

  • ・ SoftBankの通信サービスを契約中の場合
    • ・ 機種本体にネットワーク利用制限がかかっていないこと。
    • ・ 利用料金を滞納していないこと。
  • ・ SoftBankの通信サービスを解約済み、または通信サービスの契約がない場合(機種のみ購入、譲り受けなど)
    • ・ 機種本体にネットワーク利用制限がかかっていないこと。
    • ・ 本人確認書類が必要な場合がある。

SIMロック解除の手続き方法

キャリア版iPhoneでSIMロック解除をする場合の手続き方法は、各社共通で「店頭・ショップ」または「Web」上でおこないます。

なお、Web上の手続きでは手数料は発生しませんが、店頭やショップでSIMロック解除を申し込むと、手数料3,300円(税込)が発生する場合があります。機種によっては店頭での受付のみおこなっている場合もあるため、詳細は各通信事業会社に確認するとよいでしょう。

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SIMフリーのiPhoneを使うメリット

次に、SIMフリー版iPhoneを使うメリットを紹介します。

格安SIMを利用することでお得な料金で利用できる

2023年2月現在、円安や半導体不足の影響により、iPhoneの端末価格は高騰しています。月々の利用料金を抑えるために、格安SIMを検討している方もいるでしょう。

SIMフリー版iPhoneは通信事業会社の縛りがないため、格安SIMへの乗り換えも含め、さまざまな事業者が提供しているサービスのなかからお好きなプランを選べます。

格安SIMの特徴は、プランがシンプルでわかりやすい点にあります。基本使用料に加え、データ通信と音声通話などのオプションを組み合わせて利用できるため、ご自身のニーズに合った無駄のない料金プランを選択することができます。

高い金額で売却することができる

iPhoneの端末価格高騰により中古iPhone市場も活性化しています。なかでもSIMフリー版iPhoneは人気が高い傾向にあります。

SIMフリー版iPhoneであれば、端末が不要になったり買い換えたりする際に、高い金額で売却できる可能性があります。

SIMフリーのiPhoneを使用する際の注意点

SIMフリーのiPhoneを使用する際の注意点

続いて、SIMフリー版iPhoneを使用する際の注意点を解説します。

端末価格が高くなる

キャリア版iPhoneの多くは、割引プログラムやキャンペーンを利用して端末をお得に購入できますが、SIMフリー版iPhoneは、割引プログラムなどが用意されていません。

iPhoneは新しいモデルになると10万円を超えることもありますが、SIMフリー版iPhoneの場合、その金額を一括または分割で支払います。

iPhoneは、Appleストアのほか家電量販店やMVNO各社で購入可能です。なかには下取りサービスや、「iPhoneアップグレードプログラム」を適用している場合があります。「iPhoneアップグレードプログラム」では、24回支払後の機種変更を前提に下取り相当額を差し引いた残りを分割とするため、月々の支払額を抑えられます。購入の際には比較検討して決めるとよいでしょう。

購入方法によってサポートを受けられない可能性がある

SIMフリー版iPhoneは、通信事業会社で購入したiPhoneとは異なり、故障時の相談や修理に応じてもらえません。格安SIMの事業者に問い合わせても、契約は通信サービスに限られるため端末の対応はしていません。

ただし、格安SIMの事業者も、端末の破損や故障などトラブルに対応すべく、独自の補償サービスを展開しています。突然の故障や不具合に備え、SIMフリー版iPhoneを購入する際には補償サービスへの加入を検討することをおすすめします。

中古で購入する際は動作確認や分割支払残額の確認をする

最後に、中古でSIMフリー版iPhoneを購入する際の注意点を解説します。

中古市場にもさまざまな形態があり、中古販売店のほかにリサイクルショップやオークションサイト、フリマアプリなどでも中古iPhoneを販売しています。

実店舗で購入する場合は、実際に動作確認をおこないましょう。特にバッテリーの劣化は外観からは見えにくいため注意が必要です。オンラインでの購入は、実際の動作やバッテリー状態がわからないうえに、画面では見えない傷がある可能性もあります。

また、中古iPhoneでは分割支払残額の有無も必ず確認しましょう。中古市場には、分割支払いが終わる前に売却された、いわゆる「赤ロム」と呼ばれる端末も出回っています。赤ロムは通信事業会社によってネットワーク制限がかけられており、SIMカードを挿入しても使用できません。

動作に不具合のある端末や赤ロムを購入してしまわないためにも、中古iPhoneの購入の際には販売元や口コミをよく確認するほか、交換保証のあるショップでの購入がおすすめです。

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SIMフリーのiPhoneをお得に利用できる「UQ mobile」

SIMフリーのiPhoneをお得に利用したいなら、UQ mobileがおすすめです。UQ mobileは、シンプルな料金プランが特徴です。くりこしプラン S +5では基本月額料金が1,628円(税込)から利用可能で、基本データ容量が余った場合も翌月に繰り越すことが可能です※1

また、増量オプションを適用すると、月額550円(税込)で最大5GBの基本データ容量を追加できます。2022年12月1日からは、「増量オプションⅡ無料キャンペーン」をおこなっており、増量オプションⅡの月額料金が適用月から7ヶ月間無料になります※2

さらにUQ mobileオンラインショップでは、2021年9月2日から終了日未定で「au PAY残高還元」キャンペーンをおこなっています。条件を満たすと、最大13,000円(不課税)相当のau PAY残高が還元されます。

4G回線は全国幅広いエリアで利用することができ、5G回線※3回線の利用エリアも順次拡大中です。SIMフリー版iPhoneのご利用を検討されている方は、ぜひこの機会にUQ mobileをご検討ください。

UQ mobileをもっと詳しく
  • ※1:くりこし上限は、前月の基本データ残容量分までで、当月末まで利用可能です。「くりこしプラン +5G」内で月途中にプラン変更が適用される場合、適用月の月間データ容量は、プラン変更前後でデータ容量の大きい方のプランのデータ容量となります。
  • ※2:参考「増量オプションⅡ」(UQ mobile)
  • https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/option/zouryo/
  • ※3:5Gは一部エリアでの提供です。詳しくは下記をご確認ください。
  • 参考「対応サービスエリア(UQ WiMAX)」
  • https://www.uqwimax.jp/mobile/area/
  • ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • ・Apple、iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
    TM and (C) 2023 Apple Inc. All rights reserved.
  • ・「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
  • ・「docomo」は日本電信電話株式会社の登録商標です。
  • ・SoftBankおよびソフトバンクの名称は日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。

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